と言っても、色のある話ではないのであしからず。
一週間ほど前に知り合いから電話をもらい、そのときに21時からパジャマパーティーを
するから参加しなさい。と、招待というにはやや違う感のあるお誘いを受けました。
実際はパジャマじゃなくても良いということも告げられました。
ってかさ、これ、脅迫じゃね?
パジャマパーティーに男が行くのは良くないんじゃないのか?と思いつつも、ドキドキが収まりません。
・・・悪い予感の意味で。
余談だが、このことをお誘いを受けた別の男友達に言うと
「お前はもう少し、自分の身の回りの現実を見据えろ」と言われました。
いやぁ、結構視てると思うんだがなぁ(´・ω・`)
部屋に集まったのは自分を含めて14人+1人+1匹。
さすが、この人数が集まっても余裕のある部屋があるとは・・・さすが金持ちだ。
どうやら、何をするのか詳しくは教えられずに集められたらしい。
しばらく雑談で盛り上がっていると、お盆にお菓子やら飲み物を準備した主催者が登場。
本日のご招待を受けていただき~と、少し堅い挨拶を始め、裾をつまむ優雅な?挨拶を終えた後
本日の目的が告げられた。
「百物語を行おうと思います。」
※実際は100も語られない。
ぉぅ、やっぱヤバイよ。ウン。ヤバイ。
もう一度、集められた顔ぶれを見ると・・・
あ~・・・怪談が苦手って人が半分よりやや多いといったところか。
私は特に怖いってわけではなく、むしろ好きな方になるんだけれど。
問題は別のところにある。まぁ、これは後ほど。
各々が適当に席を決め、円形に座る。
女←怪談嫌い
私 男
男女女
↑
怪談嫌い
私の周辺はこんな感じ。
あぁ、ついてないな・・・。
心の中でお別れを告げる。
全員が落ち着いたところで、ロウソクに火をつけ、電気を消し
主催者がポツリポツリと語り始める。語り方に強弱や間があり、なかなか上手いなぁと感心していた。
その雰囲気に呑まれ、あるところからは早くも短い悲鳴や、息を呑む音が聞こえてくる。
話も終盤に向かい、そろそろ終わるか?と思っていた頃に、急に話が止まる。
皆が不振に思っていると
「お前の後ろに!」
と、怪談を話す上ではよくある手法で、私の左隣の女性に指をさす。
キャーだのワーだのボクミッキーだの、あきらかにパニくってる様子が伺えた。
そう、ここで”別”の問題が発生する。
両隣が私に思いっきりしがみつくいてくる。
・・・つまり、そういうことだ。
袖も裾も思いっきり引っ張られる。
私のTシャツがノビノビになるのだ。
背中の方も引っ張られて首が絞まってグロッキー。
別の意味で怖い思いが出来るのだ。
そういう時間が6時間も続いた結果。
グッバイ、マイバッドボーイTシャツ つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
あぁ、結構気に入ってたのになぁ・・・
完全に部屋着になってしまた。
結局、話の内容をまともに聞けたのは最初の方の数話だけ。
あとはまぁ・・・お察しくださいということに。
色々な意味で涼しくなれた集まりでした。
もし次回があるならば、今回の教訓を生かし、伸びてもいい服を着ていこう。